2023,12,30 窓ぎわのトットちゃんの感想

昨日見ました。

昔本が出た時から(まあ言うて説教くさい話やろ)とか思って全く読まず、評判がめちゃくちゃいいとは知りつつ触れずに来た。

映画版の予告の時点で自分で言ってる通り、お転婆な女の子が色々あってそう言う子供たちも受け入れてくれる学校に転入して…って話なわけ。

でも、その中でなんで言ったらいいのか少し体が弱い同級生を通して生きると言う事、死ぬと言う事、それに世の中が開戦ムードに傾いていく世の中がそのまま映されていくのがとにかくキツい…。

1人、トットちゃんが作中で関わる人で、電車のチケットを受け取る駅員さんがいるんだけど、その人が作中の時系列に従ってトットちゃんと顔馴染みの関係になっていくんだけど、その人が唐突に居なくなって急に違う女の人に変わるんだよね…。

そのシーン、トットちゃんも(あ、変わってあのおじさんがいない…)って顔をするんだよね……。もうね、作中で序盤から半ば唐突に挟まれる“戦争”という怪物が暗い影を落とすのがもうね、キツくてキツくて……。

作中である人が戦争が始まる!ってなった時に震えてて見てて自分も震えてしまった。

基本的に『ここで泣いてくださいね!』みたいなシーンに乗らない人間なのにどうしてもあのシーンは一緒に泣いてしまった。

あとナパーム弾の使用は条約で禁止スよね?

 

見てない人のためでも見てる人のためでもない中途半端な文章になってしまった……。じゃあの